収益認識の会計基準に関する簡単な感想
こんばんは。
2017年7月に「収益認識に関する会計基準(案)」等が公表された。当該基準は営業活動から生じる収益をどのように会計処理(仕訳)するかについてまとめている基準である。
当該基準はIFRS第15号をベースとして作成されているが、取引形態等を整理するあまりかなり小難しいものとなっている印象を受ける。
しかし、この基準は取引が生じる根本である契約の識別から述べられており、会計学を学ぶ人たちにとっては取引一連の流れについて多少はイメージしやすくなったのではないかと思う。簿記3級では単なる売上として処理されるものにざまざまな形態があることを知ることができ良いのではないかと思う。読み解くのには相応の時間を要すると思われるが、、、
そもそも、企業会計は営利目的である会社を前提としているにもかかわらず、売上の計上基準が①企業会計原則の実現主義、②工事契約に関する会計基準、③ソフトウェア取引の収益の会計処理に関する実務上の取扱い、④リース取引に関する会計基準ぐらいしかなかったというほうがおかしな話でもある。
今後、例題と照らし合わせながら読み解いていこうと思う(例題も多いが、、、)。
世界の中心で中指を立てた馬鹿者
以上